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臓腑病証④肺の病証について#丹波市の整体・鍼灸院なら丹波からだ工房#

肺の病証

  肺の宣発・粛降の失調

 《原因》 ❶ 外邪によるもの、痰湿の停滞によるものがある。

 《病証》 ❶ 肺気の宣発が失調すると、呼吸不利となり、そのため咳嗽、くしゃみ、鼻閉などの症状が起こる。そのため、腠理が閉塞すると閉塞すると無汗になる。

      ❷ 肺気の粛降が失調して、排気がつまったり上逆すると、喘息や気急(せきこむ)が起こる。

      ❸ 水道がつまると痰飲の停滞や浮腫になるものもある。

      ※ 主症は、咳嗽、痰、鼻の異常である。一般的に外邪によるものは、これらに悪寒、風、発熱などの表証の症状を伴う。

  肺気虚

 《原因》❶ 肺の機能が減退した症状であり、衛表不固と津液の輸送機能の失調が現れる。慢性の咳嗽により肺気を損傷したり、脾虚により起こる。

 《病証》❶ 無力な咳嗽、喘息、少気、自汗

     ❷ 宗気が虚弱になると、咳嗽、喘息、息切れなどが起きる。

     ❸ 表虚となり自汗が出やすくなり、感冒を患いやすい。

     ❹ 津液の輸送機能が弱くなると、痰飲や浮腫を生じる。

 ③ 肺陰虚

 《原因》❶ 肺の陰液が損傷し、そのため虚熱が内生し、肺の粛降機能が失調して起こる。

 《病証》❶  から咳、むせかえるような咳、咽頭の渇き、痰は粘りがあり量は少ない。 潮熱(波がある熱)である。

     ❷ 陰虚による午後の潮熱、五心煩熱、盗汗、痰に血が混じることがある。